ロボアドはクソofクソ!

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投資情報

ロボアドバイザーをご存じでしょうか?

いま日本でじわじわと話題になっている投資のサービスで、いくつかの質問に答えるだけで、AIがあなたにとっての最適な投資対象・配分を自動的に選別してくれるという夢のようなサービスです。

一見すごいよさそうなサービスに聞こえますし、投資をかじったことのない初心者はついついてを出してしまいそうになるのも分かります。

ただ、この「ロボアド」は絶対に使ってはいけないんです!

その理由をこれから解説します。

ロボアドバイザーの概要

まず簡単に「ロボアドバイザー」のサービスを紹介します。

このサービスは、主にウェルスナビを中心に展開されています。この、「さあ、世界水準のロボアドバイザーを始めよう。」でおなじみのウェルスナビを用いて解説します。

ウェルスナビのホームページを開くと、非常にすっきりとしたホームページで、『全自動』の資産運用と惹きつけられる謳い文句が書かれています。

では試しに、無料診断をしてみましょう。6個の質問に答えるだけのようです。

6つの質問に答えただけで診断結果が出ました。

下記の通りの資産配分で投資をすると一番いいらしいです。

さあ、口座を開設しましょう!という流れです。

どうでしょう、なんだかすごいよさそうじゃないですか・・・?

ロボアドバイザーの問題点

では、ここからはロボアドバイザーの問題点について解説します。問題点は大きく2つあります。

  • ①費用が高すぎる

まず何よりも問題なのが、手数料が高すぎるということです。

ウェルスナビでは1年で1%の手数料が徴収されます。これが安いと感じるでしょうか?

別の記事で何度も、投資は「複利」で運用するものとお伝えしてきましたが、この手数料も、お預かり資産に対する1%なので、実質複利で徴収されているようなものなのです。

例えば、年5%の利回りで毎月5万円ずつ20年運用したとしましょう。20年後は2,029万円です。

これが、ロボアドバイザーを使用すると1%持っていかれるわけですから、単純に年4%の運用となるのです。結果は1,819万円です。

どうでしょうか。手数料だけで20年で200万円以上も持っていかれてるんです。

いかにこの手数料が法外なものかということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

しかも、これはあくまでロボアドの手数料に過ぎず、これに加え、ETFも買うわけですからETF保有コストもかかるのです。

つまり、最大合計2%近くかかるんです。

例えばですが、直近20年間の配当の再投資を含めた日経平均の運用成果は実は1%もありません。

つまり、ロボアドを通して日経平均にコツコツ投資していたとしたら、手数料の分で運用成果がマイナスになるのです!

お金を増やすために投資したのに、投資しない方がお金が増えていた・・・なんて笑えないですよね。

今のは極端な例ですが、アメリカ株式(S&P500)であったとしても、運用成果は5%程度です。ウェルスナビの手数料1%というのは、つまり20年かけて運用した成果の5分の1も手数料で持ってかれるということなんです。

確かにウェルスナビの提供するサービスは、投資初心者には魅力的ですし、手軽に始めやすい非常にわかりやすいサービスです。

ただ個人的に、『ロボアド』というサービスは、金融リテラシーの低い日本という市場に漬け込んだ巧妙な(悪賢い)ビジネスであると思うのです。

国民の大半が証券投資を行っているような金融リテラシーの高いアメリカでは、おそらくですがこんなサービスを利用する人はほとんどいないと思います。

  • ②AIによる投資対象選別が特別優れているわけではない(誰でも選べる)

そして、この手数料の高いロボアドバイザーの問題点の2つ目が、そもそもAIによる投資対象の選別が全く優れていないということです。

何も特別なアルゴリズムを使っているわけではなく、だれでも選べるような投資対象から適当に配分比率を選んでいるだけです。

長期投資には、「アセットアロケーション」という考えが非常に重要です。

これは、値動きの異なる投資対象をバランスよく組み合わせることで、リスクを最小に抑えつつ、リターンを最大化できるというもので、実は長年の偉人たちによる研究によって、どの資産にどれだけ投資すれば、リスクを最小限に抑えつつ最もパフォーマンスを高くできるのかということがもう決定されているのです。

つまり、ロボアドでは最初の6つの質問で、お客様のリスク許容度(どれぐらい積極的に投資できるか)を5段階で判定して、そのリスク許容度に応じた最適な配分比率に合わせ、世界的に有名な(主にヴァンガード社のETF)を当てはめているだけなんです。

これらのETFは、グーグル検索で「株 ETF」「外国株 ETF」「債券 ETF」で検索したら5秒で出てくるほどの、最もメジャーなETFばかりです。

全世界の株式、債券、投資信託、コモディティ等のありとあらゆる投資対象の中からお客様一人一人に応じた配分を細かく決めるというサービスであれば、確かに利用を検討する価値はあると思います。

しかし、実際は全くそんなことはなく、おそらく数10種類のETFの中から、5段階のリスク許容度によって決定された配分比率に応じて商品を当てはめているだけなんです。

そもそも、6つの質問に答えるだけで適切な資産配分なんて分かるわけがないのです。

誰でも10分程度勉強したら、自分でETFぐらいは選べます。そこを選んでもらうために1%のコストを払うのはあまりにももったいないです。

まとめ

コストと、ロボアドの陳腐な性能という2点において、ロボアドは利用すべきでないというのが私の考えです。

少し自分で勉強し、ロボアドの利用を避けるだけで将来的に数100万の違いが生まれるのです

ウェルスナビには大変申し訳ないですが、もし利用するとしても、最初の診断のみ受診し、最適な資産配分を知った後でご自身でETFを購入することをおススメします。

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