通貨分散の意義とは。外貨を保有すべき理由。

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投資情報

「米ドル」「豪ドル」といった「外貨」を持つことで通貨分散をしましょうという話を聞いたことがあるでしょうか。

結論これは正しいです。

自分の資産を考えた時に、一部は外国の通貨を持っておいたほうが絶対にいいです。

ただ、一般の方からすると・・・

「なんで外国の通貨持たなきゃいけないんですか??」

「別に外国行きませんし・・・」

といったふうに思う人も多いと思います。

ここの考え方について解説していきます。

外貨を持つべき理由

外国の通貨を持つことについては、別に外貨を使うことが目的ではなくて、外貨を持ち続けること、保有し続けることに意味があります。

なぜ外国の通貨を保有し続けなければいけないのかという理由は2つあります。

一つ目は、今後日本の円の価値がどんどん下がっていくと予想されるからです。

  • ①今後日本の円の価値がどんどん下がっていくと予想される

日本は今、これからどんどんインフレにしようとしていて、その為にいろんな金融政策が行われています。

なんで日本がインフレにしようとしているのかというと、それは様々な理由があるのですが、  何より大きい理由は、日本には多額の借金があるということです。

この借金の価値を減らすためにインフレにしようとしているのです。(実際はなかなかインフレになりにくいという問題を抱えてはいますが・・・)

インフレというのは、物の値段が上がっていくということですから、例えば20年後、30年後、 吉野家の牛丼が1000円、2000円払わないと食べれなくなったり、ジュース一本500円みたいな世界になる可能性があるのです。

そうなったときに、「日本円」しか持っていないと経済的に死ぬんです。

今、100万円はすごい大金だと思いますが、将来100万円あっても1か月生活できない、なんてことになってもおかしくはないのです。

そうならないために、自分の資産の一部を外国の資産(外貨)で持っておくべきなんです。

  • 今後衰退していく日本の、その日本でしか使えない円という資産に全資産を置いておくのはリスク

2つ目は、そもそも今後衰退していく日本の、その日本でしか使えない「円」という資産に全資産を置いておくのはリスクだということです。

例えばサウジアラビアは通貨が「リヤル」ですが、実はサウジアラビア人は、自分の資産のうち大半を米ドルで持っているのです。

それはなぜかというと、サウジアラビア人が自国を信頼していないからです。

サウジアラビアという国は、産油国であり、つまり原油を掘って輸出することで国が潤っています。

しかし、原油は消耗品であり、仮に原油がなくなったとしたら、サウジアラビアの収入減がなくなりますから、一気に国が衰退してしまいます。

そうなったとき、サウジアラビア人は極端な話、自国の紙幣「リヤル」が将来的に紙切れになるかもしれない、と考えているのです。

だから資産を米ドルに変えているんですね。

実際、原油は無くなりこそしていませんが、コロナで経済が停滞したことによる原油需要の激減で、原油価格は急落しています。

これはすなわち、サウジアラビアの収益が減ることを意味しますから、通貨「リヤル」の価値は漸減してしまっているのです。

サウジアラビア人の外貨を持っておくという考え方は結果的に正しかったわけですね。

そして、この考え方は日本にも当てはまる話であり、これから少子高齢化で衰退待った無しの日本の通貨に全資産を置いておくのは非常に危ないのです。

外貨は怖い・・・などといったイメージを持つ人もいるかもしれませんが、むしろ外貨を持っておいたほうが安全なのです。

まとめ

これまでの話をまとめると、日本が将来的にインフレになる可能性が高いこと、衰退し行く日本の「円」に全資産を置いておくのは危ない、という理由から、資産を守るという意味で一部資産を外貨で持っておくべきだ、と考えるのです。

この「外貨」というのは、例えば銀行の「外貨預金」でもいいですし、外貨建ての有価証券、つまり外国株式や外国債券、あるいは投資信託でもよいわけです。

何でもよいので、現状全資産が円に偏ってしまっているという人は、一部資産を外貨で保有することを試みましょう。

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