黄金のチャートパターン「カップ ウィズ ハンドル」とは。

SNSフォローボタン
kaburibaをフォローする
投資情報

株式分析には、「テクニカル分析」「ファンダメンタル分析」の2種類あります。

  • テクニカル分析
  • ファンダメンタル分析

「テクニカル分析」とは、株価「チャート」のパターンを見て、買うタイミングや売るタイミングを判断する分析です。

一方「ファンダメンタル分析」とは、企業の事業内容、業績や財務体質等からその企業の分析をする手法です。

インターネットが普及した今、株式の情報はすべて一瞬で株価に反映されるため「ファンダメンタル分析」は意味がない、と主張する人も大勢いますが、私はどちらも大事だと思う立場です。

そして今回は、そのテクニカル分析で知られている株価チャートの黄金パターン「カップ ウィズ ハンドル」について解説します!

カップウィズハンドルとは

これは私が最も信頼しているチャートパターンで、『ウィリアム・J・オニール』の「オニールの成長株発掘法」という書籍で紹介されていたパターンになります。

全620ページとかなり読み応えのある一冊なので、今回はすごく簡単にポイントだけ解説します。

「カップウィズハンドル」は、文字通り取っ手のついたコーヒーカップのような形を描いたチャートになります。

ポイントは以下のとおりです。

  • ①チャートは「週足」で見る
  • ②カップ形成時(左縁)、直近の底値より30%程度上昇しているか
  • ③カップ形成の下落時、下落幅がおおむね1割~3割程度か
  • ④カップは緩やかなU字型となっているか
  • ⑤取っ手を形成した後上に抜ける際出来高が急増しているか
  • ⑥以上を確認し、図の赤丸(ピボットポイント)を抜けたとき買い

なぜこのパターンが株価上昇パターンとなるのかというと、理由はいくつかあるのですが、最も重要なのは「腰の据わっていない投資家を振るい落とした後の機関投資家の買い」がおおむねこのパターンを形成するからです。

株価が上昇する際、資金力の小さい投資家が多数存在していると、少し上昇しただけですぐに利益確定で売られてしまい、大きな株価上昇は起こりづらいんですね。

別の記事でも触れたことがありましたが、一株当たりの株価が安い銘柄が軒並み上昇しずらい要因もここにあると私は考えています。

話はそれますが、株式分割が起きると株価が買いやすい値段となることから株価にとってポジティブなイメージが持たれがちですが、あまりに安い価格となり広く浅い株主層を形成してしまうと、なかなか株価が上昇しずらい地合いができてしまうんです。

この「カップウィズハンドル」のパターンは、一度大きくU字型の調整局面を迎え、2〜3回小幅に下落することでることで、腰の据わっていない投資家を十分にふるい落すことができるんですね。

そしてその後、再び上昇局面を迎えた際、残りの薄い株主層を最後の利益確定売りで振るい落とし(取っ手形成)、出来高を伴い上昇します。

これは機関投資家が買ったことによるケースが多いです。

ここでの上昇時、もうすでに投資家のふるい落としはできていますから、簡単に利益確定売りをする投資家は残っていない為、スルスルと株価が上がっていきやすいのです。

かなりざっくり説明しましたが、詳細が気になる方はぜひ『ウィリアム・J・オニール』の「オニールの成長株発掘法」を読んでみてください。

オニールの成長株発掘法第4版 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために (ウィザードブックシリーズ) [ ウィリアム・J.オニール ]
価格:4180円(税込、送料無料) (2021/1/9時点)楽天で購入

これは、チャートのパターン分析から、銘柄の選定方法、さらには投資家が陥りやすい典型的な勘違い等のマインドセットまで幅広く網羅している良本です。

かなり読みごたえはありますが、私が最も参考にしている本です!

直近のカップウィズハンドルの典型例

直近、きれいにこのパターンを形成し再び強い上昇トレンドに突入した日本株があります。

半導体銘柄で有名な『レーザーテック』(6920)です。

どうでしょう?お分かりいただけますか?

イメージこんな感じです。

こういった形で株価が上昇していくケースは本当によく目にします。

業績が好調でいったん押し目を作った株式について、カップ形成後のピボットポイントを狙って買ってみると、上昇期待はかなり高まるのではないでしょうか。

まとめ

今回は株価チャートの黄金パターン『カップウィズハンドル』について紹介しました。

非常に信頼できるパターンだと感じておりますが、テクニカル分析はそれだけを盲信して売買してうまくいくものでもありません。

あくまで業績が好調な銘柄の、買うタイミングの判断材料の一つとして使用してもらえたらいいのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました