名著「金持ち父さん貧乏父さん」について思うところ

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投資情報

『金持ち父さん貧乏父さん』とは

『金持ち父さん貧乏父さん』という本をご存じでしょうか。

もともとめちゃくちゃ有名な本ですが、最近多くのYouTubeや、インスタグラム等で目にすることが多くなったので、この本の内容、大げさに言うと注意点みたいなものを話します。

この本には、お金持ちになるための方法が書かれています。

そして、内容としてはめちゃくちゃ正論が書かれています。

お金の使い方に関する考え方を学ぶという意味では、これ以上ないほど素晴らしい本だと思います。

ただ、一方でこの本は注意が必要で、間違った浅い解釈をしてしまうと、一気に不幸な人生になってしまいます。

そして実際、間違った解釈をしてしまっている人は多すぎます。

この本を読むと、「家は買っちゃだめだ!」「車は買っちゃだめだ!」だとか、「サラリーマンでいるとお金持ちになれない!」みたいな頭になってしまいがちです。

間違ってはいないんですが、ここのところについて私なりの考えをお伝えします。

『金持ち父さん貧乏父さん』の概要と注意点

この本は冒頭お伝えした通り、お金持ちになるための方法が書かれています。

そして結構大事なのは、この本でいう「金持ち」とは文字通りのお金持ちで、それは資産10億、年収数千万円、みたいなド金持ちのことを指しています。

ちょっとぜいたくな暮らしをしたいなあ、だとか、ちょっと給料上がったらうれしいなあ・・・といったレベルではなく、マジモノのお金持ちです。

その「お金持ち」になる方法が2つ書かれているのです。

  • ①社長 or 投資家になれ

1つ目は、「社長」か「投資家」になるということです。

この本では、人間は「サラリーマン」「自営業」「社長」「投資家」の4つのタイプに分けられると書かれています。

そして、お金持ちになるには「社長」か「投資家」になるしかない、というものです。

この点は私もおおむね同意しますが、ただしこれは、あくまで先ほどお伝えしたような「お金持ち」になるためには、という意味においてです。

私の雑感ですが、『金持ち父さん貧乏父さん』が想定するクラスのお金持ちになりたいと考える人はほとんどいないと思います。(まあ、確かにお金はあるに越したことはありませんが)

人によって目標は異なるかと思いますが、例えば私は、普通に暮らしができて、たまの休みに友人とちょっと贅沢な旅行ができて、大好きな人が望むものをちゃんと与えてあげられるだけのお金があれば満足です。

そして、その程度の私なりの「お金持ち」になるためには、別に「社長」になる必要もなければ、「投資家」一本で生きていく必要もないのです。

サラリーマンとして稼いだお金の一部をコツコツ投資にまわし、「サラリーマン」兼「ちょっと投資家」で十分なのです。

それなのに、安易にサラリーマンを辞めて、すぐに「投資家」になろうとする人が大勢います。

そのうえ、「投資家」=「トレーダー」と勘違いをして、すぐにトレードの勉強に走る人が多すぎます。

FXなど始めたらもう最悪です。この本を読んだ意味がまるでありません。

繰り返しますが、この本でいう「投資家」は、決して「デイトレーダー」ではありません。

まとまったお金で投資をして、あとは投資したお金が生んでくる収益で生活していく人こそが、この本でいう「投資家」です。

そして、金持ちになるために「社長」ではなく「投資家」になる人が圧倒的に多いのは、「社長」になるより「投資家」になる方が簡単そうだからです。

断言しますが、「トレード」のみで生きていくのはほぼ不可能と思っていいです。

確かに世界にはトレードのみで生活をしている人はいますが、それは並々ならない量の勉強・経験の末にたどり着くことができたほんの僅か一握りの人たちだけです。

自分の目標とする「金持ち」のレベルを認識し、誤った行動をとらないようにしましょう。。。

  • ②資産になるものを買え!

2つ目は、お金の使い方という話で、「資産になるものを買え!」というものです。

「ローンを組んで家を買うな!」

「ちょっと給料が上がったからといっていい車を背伸びして買うな!」

という主張です。

「資産」とは、お金を生み出してくれるもの、つまり不動産や株式、債券などのことを言い、「負債」とはお金が出ていくもの、つまりローンを組んで購入する「家」や「車」などです。

じゃあ、そういう負債になるものは買っちゃいけないのかというと、そんなのは無理な話です。

できるのかもしれませんが、そんなことをしちゃうと、修行僧のようなつまらない人生になります。

たまには欲しいものは買いたいですし、旅行にも行きたいでしょう。

お金というのは、人生を豊かに、幸せにするための手段の一つです。

お金を手にするために人生の幸福感や楽しみを犠牲にするなんて本末転倒です。

なので、負債を買うことをゼロにするのは不可能というか、可能であったとしてもすべきではないのです。

よく、「持ち家を買うべきか」という議論がされますが、これについては、「家を買うこと」を経済合理性の観点で判断するのか、それとも単純に「自分の夢」だとか、「幸せ」「満足感」の為という観点で考えるのかで判断が分かれます。

経済合理性の面だけでいうと、多額のローンを組んで家を購入すべきではないと考えます。

しかし、「家」を買うことで、それが幸せと思うのであれば、経済合理性などはどうでもよく、ローンを組んでも家を買うべきです。というのが私の考えです)

愛する人と結婚をし、子供が生まれ、持ち家で家族仲良くのんびり暮らしたい、と考える人に、「家は負債だから買っちゃいけない!」なんてことを言うのはということはナンセンスです。

「資産になるものを買え、負債になるものを買うな」という本書の主張はごもっともなんですが、自分が負債を買うことによって幸せを覚えるだとか、それが自分の「夢」だとか「生きがい」になるのであれば、それを犠牲にしてまでお金持ちになることの意味がない、と思うのです。

まとめ

この本は、「超ド級のお金持ち」になるための方法であるというのが大前提です。

そのうえで「お金持ち」になりたいという人がいたとしたら、安易に「投資家」一本で生きていくことを選ぶのはやめましょう。そして『投資家』は『トレーダー』ではありません。

また、お金の使い方に関しては、あんまりシビアになりすぎると、ほんとにおもんない人生になっちゃいます

自分が負債を買うことで幸せを覚えるのであれば負債を買ってもいいのです。

ただし、負債ばかり買ってしまうと、それはそれで問題なので、ちょっとぐらいは資産になるものを少しずつ買っておこう、程度の話です。

この本が、「お金持ち」の考え方を学ぶ上では非常に参考になること間違いありません。

本当にお金の勉強の入り口としてはこれ以上ない一冊です。

ただ、安易に鵜呑みにして人生をつまらないものにしてほしくない、それだけです。

繰り返しますが、「お金」というのは、人生を豊かに、幸せにするための手段の一つです。

自分の「幸せ」を犠牲にしてまでお金持ちになることに意味はありません。

自分に合ったやり方を考えましょう(^-^)

気になった方はこちらから・・・(^-^)

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