ドルコスト平均法は本当に優れた戦略なのか・・・?

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投資情報

どうも。

株式市場でも恋愛市場でもドルコスト平均法により確実な積み上げを図る『カブリバどっとこむ』です。

ドルコスト平均法とは

『ドルコスト平均法』という投資戦略をご存じでしょうか。

投資の経験がある人であれば、ほぼすべての方々が一度は耳にしたことがある言葉だと思います。

これは、毎月一定額の資金を投資することで、株価が下落したときは安い単価で多くの株数を買い、平均の買い付け単価を抑えることでリスクを軽減させるという手法です。

もし市場が暴落したとしても、そこんで安い値段で継続的に買い付けることができるため、痛みが和らぐという考えです。

そして、ドルコスト平均法はあたかも最良の投資法として語られてしまうことが多いので、単純に「いいやり方」と思ってしまっている人は多いのではないでしょうか。

今回は、そんなドルコスト平均法の、あまりフォーカスされない「デメリット」について偏重して書きます。

ドルコスト平均法を好まない理由①

ドルコスト平均法では、資金を均等な額に分割し、一定期間に少しずつ投資していきます。

例えば、あなたが手元に120万円持っていて、A株式に投資するとします。

市場は突如暴落することがあります。

それはあなたが120万円投資した直後に起こるかもしれません。

そうなったら、あなたはとても惨めな気持ちになるでしょう(´;ω;`)

それが怖くて、あなたは全額を一度に投資することを辞め、ドルコスト平均法でこのリスクを回避しようとします。

まず12万円を投資する期間を決めます。例えば、これから12か月としましょう。

資金を12分割して毎月10万円ずつ投資するのです。

最初に投資した直後に市場が下落した場合、あなたの手元に残っている110万円の資金は、初回の投資よりも安い値段で投資ができるので、良い成績を上げられるかもしれません。いいですね。

これで、一度に投資することで生じるリスクを回避できました。

ただし、これがうまくいくためには、あなたが投資を始めた日から市場が下がり、期間中の平均投資コストが最初の日よりも低い状態であることが必要です。

市場が上がってしまうと、一度に投資した場合よりも損をします。

つまり、投資した後に市場が下がるリスクを回避する代わりに、市場が上昇し続けてトータルの投資コストが上がるリスクを負っているのです。

(あれ・・・??そもそも、あなたは株価の上昇を期待して投資をしていたはずでは・・・?)

さて、どちらのリスクの方が起こる確率が高いでしょうか。

実は、過去を振り返ると、年ベースで見た際、実に全期間の77%の期間で市場は上昇しています。

もうお伝えしたことはお分かりいただけたと思います。

まとめるとこんな感じです。

  • ①ドルコスト平均法を採用したあなたは、市場が下落する方にかけています。どの一年間を見ても、あなたの思った通りになる確率は23%以下です。
  • ②77%強の確率で市場は上昇します。その場合、ドルコスト平均法では得られる利益が減少します。分割投資のたびにより多くのコストを支払うこととなります。
  • ③ドルコスト平均法で投資することは、一度に投資するには市場の水準が高すぎると考えているのと同じです。つまり、市場のタイミングをうまくとらえたいというあいまいな世界に足を踏み入れているのです。
  • ④ドルコスト平均法では、それを利用する期間を設定する必要があります。市場は長期的にみると上昇傾向にあるので、1年を超える長い期間を設定してしまうと、投資コストがどんどん上がるリスクを負うことになります。選んだ期間が短い場合は、そもそもドルコスト平均法を使う意味がありません。
  • ⑤そして最後に設定した期間が終了し、投資すべき資金を投入してしまうと、結局その次の日以降市場が下落するリスクを負うことになります。

ドルコスト平均法のデメリットはこういった部分が非常に大きいのです。

メリットに偏重して説明されがちですが、この観点も忘れないようにしたいですね。

ドルコスト平均法を好まない理由②

ドルコスト平均法に否定的な理由の2つ目は、「機会損失」という観点です。

先ほどの例を挙げると、120万円を12か月で分割して投資するとすると、110万円分の資金が運用されずに現金として保管されてしまう期間が生まれるのです。

お金が運用せずに持っておくのはもったいないという話です。

複利で運用するという意味においても、できるだけ最初に大きな資産を投入しておいた方が、複利の効果は早く現れるため、運用効率がぐっと上がるのです

じゃあ、どうしたらいいのか

では、ドルコスト平均法は避けた方がいいかというと、必ずしもそうとは限りません。

この考え方として、「自分が資産を積み上げるステージ」にいるのか、「資産を維持するステージ」にいるのかを考えるといいです。

資産を積み上げるステージにいる人は、毎月の収入の中から可能な限り多くを投資にまわしているはずです。

ある意味、毎月の投資はやむを得ずドルコスト平均法で投資しているようなもので、その後の変動をいくらか平準化する役割を果たしています。

しかしこの場合、ドルコスト平均法と異なる点は、それを何十年も永続的に継続する点です。

もちろんその総額を今一度に投資することは選択したくてもできません。

まとまった資金が今あるならば、私は直ちに全額を投資にまわす戦略をとります。

一方、あなたが資産を維持するステージにいるのであれば、あなたがすべきリスク低減方法は、ドルコスト平均法ではなく、アセットアロケーション、すなわち分散投資です。

変動をなだらかにするためにあらゆるアセットを組み入れたポートフォリオを作ることそれ自体がリスクを低くしてくれます。

私の考えとまとめ

結論、私の考えは、まとまった資金がある人はドルコスト平均法は使わないべきであり、そうではない資産を積み上げるステージにいる人は、毎月投資できる可能な限りの金額を(やむを得ず)ドルコスト平均法で投資すべきである、というものです。

早く資産を維持するステージに行きたいものですね。

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