カブリバ冒険譚 in 相席屋  ~先輩の教え~

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カブリバ冒険譚

親愛なる読者の皆様、総じて賢明なる人生のチャレンジャーの皆様、ごきげんよう。

私ことカブリバどっとこむは、エリートサラリーマンとして、投資系ブロガーとして日々研鑽を積んでいる他、もう一つの顔がある。

それは日々女性との出会いを求め、あくなき知的好奇心の探求に勤しんでいることだ。無論、日本人男性としてのモラルを持ち、紳士的な振る舞いをしていることは付け加えておく。

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現在日本は全国的な寒波に見舞われ、厳しい寒さが続く日々だ。

今回私が語る話も、ちょうど一年前、まだまだ寒さが身に染みる時期の話であるが、私の心は熱く燃えていた。

皆さんもこの話を読んで、心のやる気スイッチに点火、あるいは恋の炎、燃やしてみないか?

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ある週末、私は会社の5個上の先輩と酒を飲みにまたまた夜の繁華街へと繰り出した。

今日もまたいい一日が始まるのだろう。

私は日曜日の朝早起きしてドラゴンボールGTを見ている時と同じぐらいワクワクしていた。

飲みはじめは穏やかなものだ。ビールにハイボール、レモンサワーと一通り一周した後、先輩はいものお湯割りを、私は麦のソーダ割を楽しんだ。

先輩が焼酎を飲むなら私も焼酎。世界はそうしてできている。

1次会の席では主に先輩の仕事論を聞いていた。私は芸能界でいえばサバンナ高橋といわんばかりの根っからの後輩気質であるため、先輩の話を全力で聞いていた。

居酒屋バイト初日の大学生でも私ほど真面目に話は聞かないだろう。うなづき過ぎて首が筋肉痛になる寸前まで絶妙な相槌を打ち続けた。先輩は「顧客の話をとにかくよく聞け」という教えを私に説いた。

とはいえ今宵の冒険メンバーは若い男2人。一通りまじめな話をした後はお待ちかねのお楽しみタイム。私は日曜の朝ドラゴンボールGTが終わったと思ったらそのままワンピースが始まったときのような気分の高揚を感じた。

今宵の戦場は相席居酒屋とした。店内はにぎわっており、我々2人は5分と待たずに女の子2人と相席することとなった。

先輩は日中の仕事以上に集中したトークを披露、私も得意のうなづきと相槌で場を盛り上げ、完全にアイスブレイクに成功。

先輩は女性たちの「パパ活の是非」「美味しいタピオカ屋」「最近出たOperaの新作リップ」の話まで完璧に対応し、私に事前リサーチの重要性を存分に見せつけた。

相席屋に長くいると男性は費用がかさむため、カラオケに移動しようという事で合意。

女「今から友達と合流する予定だったんだけど、呼んでいい?」

先輩「もちろんいいよ!」

女「7人来るからよろしく!(笑)」

な、ななな、7人!?!?

どうやら元から大人数でカラオケに行く予定だったようだ。今いる2人を合わせたら9人。私は女性陣の人数でいっぱしの野球チームが作れる事実に震え上がった。

そもそもそんなに来られても一度に相手できないだろう?!

しかし先輩は酒の勢いもありノリノリだ。

仕方ない。ならば乗るしかない。先輩が焼酎と言ったら後輩も焼酎を飲むものだ。世界はそうしてできている。

カラオケに移動してすぐ、7人の女性が合流。場は私の予想した通りカオスな状況。先輩は気に入った女の子を2人両脇に配置し満足気である。

必然、私は残り7名を対応しなければならない。

確かに厳しい状況だ。しかし私は、1次会で先輩から教わった「顧客の話をよく聞け」という教えを思い出していた。とにかく話題を振り、話を聞き続けた。

Aさんが終わったらBさん。Bさんが終わったらCさん・・・。

私は飲み会序盤でビールからハイボール、レモンサワーとつないでいく小気味よいリズムと同様に、諦めず、話をつづけたのだった。

嵐のような飲み会を終え、その後私に思わぬ幸福が訪れたのは言うまでもない。

聖徳太子は10人の話を一度に聞けたというが、私は7人を順に聞くのが限界だった。

しかし、それでいいのだ。

聖徳太子、別名厩戸皇子は馬小屋で生まれたことからその名がついたが、私は馬小屋ではなく、温かいラブホテルのベッドで目覚めた。

先輩の教えは、正しかった。

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